2022年度 RESTEC 研究助成
地球観測衛星等によるリモートセンシング技術のさらなる普及啓発を目指し、社会経済の発展や人々の生活の豊かさに寄与することを目的とした研究助成の公募をおこないます。
募集概要(2022年度の募集は終了しました)
対象分野
人工衛星等(航空機、ドローン及び近接等)によるリモートセンシング技術を活用した研究助成として、基礎的なデータの取得及び画像等データ処理を含む研究を募集します。研究の一部への助成でも応募可能です。
採択数及び助成金額
2022年度採択件数は7件程度とし、一件あたり100万円(税抜き)を上限とします。
助成対象者
どなたでもご応募可能です。
個人でのご応募を基本としますが、主たる研究者を中心とする少人数のグループでの申請も可能です。
申請者の国籍は問いませんが、報告書を作成するため、日本語による会話及び読み書きの十分な能力を有することを条件とします。また、助成金の取扱上、日本国内に居住している方を対象とします。
学部・修士課程の学生の方が応募する場合は、責任を持って研究指導して頂ける方と連名で、グループとしてご申請ください。
助成期間
決定後、3カ月 ~ 6カ月(研究計画に応じて、この範囲で自由に設定可)
応募受付期間
応募受付期間:2022年7月1日(金)~7月29日(金)
2022年9月中に、全申請者に採否を通知します。
応募方法
応募要領(PDF)に基づき、応募書類をメールにて提出ください。
ファイルは以下からダウンロードできます。
応募要領
応募書類(Microsoft Word)
採択一覧
本研究助成につきまして、2022年度は21件のご応募を頂きました。
頂いた応募に対し、有識者等審査委員による厳選な選考を経て、以下の8件が採択されました。
氏名 | 所属 | 研究テーマ |
---|---|---|
阿部 隆博 | 三重大学大学院 | 衛星リモートセンシングによる北極海沿岸の永久凍土荒廃の可視化 |
宇佐見 星弥 | 地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 | 積雪がD-InSAR解析による地表変動量の計測精度に及ぼす影響の解明 |
嶌田 将貴 | 東京大学大学院 | An inventory development of solar photovoltaic in Vietnam using Deep learning segmentation methods and satellite imagery |
鈴木 浩之 | 金沢美術工芸大学 | 先進レーダ衛星を利用した地上絵アニメーションに関する描画技術の開発 |
露崎 史朗 | 北海道大学大学院 | 大規模撹乱による海岸生態系変化の検出精度向上と特性抽出 |
永井 裕人 | 早稲田大学 | 衛星データ可聴化技法の探求~地球の響きと人間音楽の調和を探して~ |
村田 裕樹 | 東京大学 先端科学技術研究センター | 超小型衛星CE-SAT-ⅡBによる港湾ターミナルの夜間稼働状況の把握 |
山田 奈穂 | 新潟大学大学院 | 光学衛星PlanetScopeと深層学習を用いた短命氷河湖の自動面積計測手法の開発 |
※敬称略、五十音順
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