サステナ
ビリティ
Sustainability
宇宙技術を持続可能な地球・社会のために
いま、わたしたちの地球は、世界規模の気候変動や甚大な自然災害、
天然資源の減少並びに生物多様性の喪失など様々な課題を抱えています。
また、社会環境においても、食糧危機、エネルギー問題や社会インフラの老朽化など重大な局面を迎えています。
リモートセンシングは、これらの社会課題の解決に大きな期待が寄せられている技術です。
RESTECは、リモートセンシング技術の利用拡大と社会実装を通じて社会課題を解決し、
持続可能な社会の実現を目指します。
環境方針
Environmental policy
一般財団法人リモート・センシング技術センターは、
人工衛星等を利用した地球の資源、現象に関する研究開発や普及啓発を通じて、
環境問題の解決、環境負荷の低減などに貢献するとともに、
以下に示す基本方針に基づき継続的な環境配慮活動を推進します。
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1
事業活動、製品及びサービスにおいて環境負荷を最⼩限にするために、省資源、省エネルギー、廃棄物削減、環境リスク対策などを推進します。
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2
環境⽬標を設定し、その達成に努⼒するとともに、定期的な⾒直しを⾏うことにより、環境マネジメントシステムの継続的な改善を図ります。
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3
環境関連の法規制等を遵守します。
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4
職員に環境教育を継続的に実施するとともに、事業活動を通じて、これに係わる⼈々に普及啓発を図り、環境保全に対する意識の向上を図ります。
SDGs 事業例
Examples of SDGs
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農業及び食糧安全保障分野における課題解決の為のリモートセンシング利用技術研修
科学技術振興機構(JST)の「日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)」 に2014年から参加し、世界の若手技術者へ農業分野でのリモートセンシング技術の学びの機会を提供しています。
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地表面変位計測サービス(RISE)
広範囲にわたる地表面の微小な変位を把握する技術は、インフラの施工・維持管理の効率化に役立ち、強靭なインフラの構築に繋がります。
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環境評価シミュレーション
周辺環境の影響に配慮した都市設計を実現するための多角的なシミュレーションには、衛星データによって高い精度で表現された都市データが有効です。
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農業ファイナンス向け衛星情報提供サービス for インデックス保険
衛星から取得した天候指標情報が、海外農業従事者の生計を下支えする保険サービスに活用されています。
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島しょ国における気候変動適応策の取組み
気候変動によるリスクへの対応として、衛星を利用した沿岸地形情報の整備と、気候変動対応予測を加味したサイクロン由来高波・高潮ハザードマップの整備実証が行われています。
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沿岸環境情報サービス
衛星情報を解析し算出した藻場・干潟の情報は、環境保全のための藻場分布調査に利用されています。この技術は第3回宇宙開発利用大賞環境大臣賞を受賞しました。
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ひまわりSST for Tellus
気象衛星ひまわりの3時間ごとの海面水温データを漁業者等へ提供します。このような情報から海況を把握することで、生産性の向上と環境負荷の低減が見込まれます。
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イオン環境財団との連携協定
リモートセンシング技術を活用し、より効率的に「イオンの森づくり」活動を推進し、持続可能な地域づくりを目指します。
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環境マネジメントシステム( ISO14001)
2013年1月31日付で一般財団法人日本科学技術連盟より環境マネジメントシステム認証を取得しました。事業活動による環境への負荷を低減し、変化する環境状態に対応するための取り組みです。
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女性活躍推進企業認定「えるぼし」3段階目認証
女性の活躍推進に関する取り組みの実施状況が優良な企業として認定され、2017年9月1日付で厚生労働大臣から「えるぼし」3段階目認証を取得しています。
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次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画
仕事と子育てや生活との調和を図り、財団職員がその能力を十分に発揮する働きやすい環境や多様な労働条件等の整備に取り組むため、行動計画を策定しています。