「だいち4号」(ALOS-4)観測データ活用に向けたサービスを推進

2025年01月17日
インフォメーション

一般財団法人リモート・センシング技術センター(RESTEC)は、このたび、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の先進レーダ衛星「だいち4号」(ALOS-4)データ・サービス事業を株式会社パスコ、株式会社Tellusと共同で進めていくことになりました。

だいち4号について

だいち4号は、だいち2号の後継機として、2024年7月に打ち上げられたLバンド合成開口レーダ(SAR)衛星です。
だいち4号は、フェーズドアレイ型Lバンド合成開口レーダ3(PALSAR-3)を搭載した衛星で、だいち2号のミッションである全天候型の災害観測、森林観測、海洋状況把握(海氷監視、船舶動静把握等)等を継続し、より高度な活用を図るとともに、高頻度観測による時系列解析により、インフラ老朽化対策等を通じて国土強靭化に貢献する事を目的としています。
日本が長年培ってきたLバンドSARの強みである地殻・地盤変動などの観測がさらに進化しています。空間分解能(3m)を維持しつつ観測幅が4倍(200㎞)に拡大され、高精度な変動監視が可能となります。

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