ICESat-2
国籍:アメリカ合衆国 衛星種別:気象・地球観測衛星 打ち上げ年:2018年
概要
別名1 | Ice, Cloud and land Elevation Satellite-2 |
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打ち上げ(状態) | 2018-09-15(打ち上げ済み) |
運用状態 | 運用中 |
運用機関 | NASA |
観測項目・目的 | ICESat(2003/01/13~2010/07)のフォローアップミッションで改良型のレーザー高度計を搭載して、氷床、雲および陸域の高さを計測する。 極氷マスバランスの定量化、季節による氷床の変化抽出、氷床地形の変化、海氷の厚さ推定、樹冠の高さ計測が目的。 |
軌道 | 準回帰軌道 |
高度 | 500 km |
周期 | 97分 |
軌道傾斜角 | 92度 |
回帰 | 183日 (サブサイクル:29日および33日) |
参考 | https://icesat-2.gsfc.nasa.gov/ |
搭載機器・機器タイプ
ATLAS (Advanced Topographic Laser Altimeter System)/ レーザー高度計
波長帯 | 軌道直下の観測 | |
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分解能 | フットプリント:10 m | |
波長帯 | 532 nmレーザー(緑) | |
要求性能 | 陸氷 | 高さの変化抽出精度:0.4 cm/y 100 km2以上の氷河の高さ変化抽出精度:0.25 m/yr以上 軌道直下1kmの高さ抽出精度:0.4 m/yr 夏冬の氷床高さ変化抽出精度:10 cm(25 km × 25 kmセグメント) |
海氷 | 月平均の高さ測定精度:3cm(緯度70度以上の地域、軌道間隔30km以下、晴天、かつ移動する海氷の特定ができる場合) | |
植生 | 全球の樹高精度: 3m(空間解像度は1km) |
ビームスプリットの観測概念図(image credit: NASA)
衛星主要諸元
打上げロケット | Atlas V, or Delta-4 or Falcon-9 |
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重量 | 1387 kg |
設計寿命 | 5~7年 |