Meteosat Third Generation(MTG)

国籍:EU欧州連合 衛星種別:気象・地球観測衛星 打ち上げ年:2022年

概要

運用機関
EUMETSAT/ESA
観測項目・目的
・静止軌道からのヨーロッパの気象観測運用を目的として2022年から20年間の継続観測を実施する計画。
・先進的な気象予報サービスを目指し、大気の質や紫外線警報などを提供する予定。
・EUMETSATとESAの共同プログラムで、地球の画像を取得するMTG-Imager4基と大気観測を主とするMTG-Sounder2基で構成される。
・2基のMTG-Iと1基のMTG-S衛星がヨーロッパを中心とした特定のエリアを観測するシステム
・初号機として、MTG-I1が2022年12月13日に打ち上げられた。
軌道
静止軌道(経度0度)
高度
35,786㎞
運用寿命
20年
参考
https://www.eumetsat.int/meteosat-third-generation
https://www.esa.int/Applications/Observing_the_Earth/Meteorological_missions/meteosat_third_generation
衛星
MTG-I1 MTG-I2 MTG-I3 MTG-I4 MTG-S1 MTG-S2
別名
METEOSAT12 METEOSAT14 METEOSAT15 METEOSAT17 METEOSAT13 METEOSAT16
打ち上げ
2022年
12月13日
2026年
4月~9月
2033年頃 MTG-I3の
約10年後
2025年頃 MTG-S1の
約10年後

搭載機器・機器タイプ

MTG-Imager

FCI (Flexible Combined Imager) / 可視赤外イメージャ

LI (Lightning Imager) / 高感度光学イメージャ

MTG-Sounder

IRS (Infrared Sounder) / 赤外サウンダ

UVN (Ultra-Violet Near-infrared Sounder) / UV-NIRサウンダ:コペルニクスセンチネル4

衛星主要諸元

衛星
MTG-Imager MTG-Sounder
重量
3800kg 3800kg
寸法
2.3 x 2.8 x 5.2 m 2.3 x 2.8 x 5.2 m
電力
2kW 2kW
設計寿命
8.5~10.7 年 8.5~10.7 年
  • 衛星概観図: MTG-I 衛星 (手前と左) ,MTG-S 衛星 (右)  🄫ESA