SWOT
国籍:アメリカ合衆国 衛星種別:気象・地球観測衛星 打ち上げ年:2022年
概要
|
Surface Water and Ocean Topography | ||
---|---|---|---|
|
2022-12-16(打ち上げ済) | ||
|
運用中 | ||
|
NASA/CNES | ||
|
全球規模の表層水の高度を調査するためのNASAとCNESによる共同ミッション。衛星開発にはCSAとUKSAからの協力を受けている。 海洋だけではなく、河川・湖・貯水池等陸域における水循環も観測し、水資源の調査・管理の改善や気候変動などの国際的な課題への貢献を目的とする。 |
||
|
非太陽同期軌道 | ||
|
891㎞ | ||
|
約78° | ||
|
約21日 | ||
| https://swot.jpl.nasa.gov/ https://swot.cnes.fr/en/SWOT/index.htm |
搭載機器・機器タイプ
KaRIn/Kaバンドレーダー干渉計
NASAのJPLが提供する。
地表面にレーダパルスを送信し、反射して戻ってきた信号を2つのアンテナを同時に用いて三角測量を行い、海面と表面水位を測定する。
観測幅 | ・120㎞ (gap along nadir: ~20 km) ・75m (gap along nadir: ~12m) |
---|---|
周波数 | 35.75 GHz |
帯域幅 | 200 MHz |
パルス幅 | 4.5 µs |
パルス繰り返し周波数 (PRF) | 2 x 4,420 Hz |
ブームレンジ | 10 m |
アンテナサイズ | 5 m x 0.25 m |
ビューイングアングル | +/- 2.7 deg. |
Poseidon-3C Ku-/C-band altimeter (Jason-class Altimeter, Nadir altimeter) / 直下型高度計
CNESが提供する高度計。
KaRinと連携して人工衛星の進行方向直下にある地表の水の高さを、電波を送受信した際の往復時間を用いて測定する。
機器はNASAとCNESが行っていたTopex/Poseidonミッションで用いられた二周波高度計をベースに製造されている。
Microwave Radiometer / マイクロ波放射計
NASAが提供する、人工衛星と地表間にある水蒸気量を測定する機器。
KaRInやJason-class Altimeterのレーダー信号による測定の際に、水蒸気によって生じる影響を補正する役割を担う。
衛星主要諸元
Falcon 9 | |
1000kg | |
1,550W | |
3年 |
- 関連リンク