mizuiro 人工衛星を用いた上水道管の漏水調査【近日リリース予定】
概要
人工衛星データとAI技術、GIS技術を用いて上水道管上の表層近くの湿ったエリアをマッピングするサービスです。
本スクリーニング結果と従来の漏水調査手法を組合わせることで、より効果的な漏水調査が可能となります。
このサービスは、衛星合成開口レーダーの高度なデータ解析技術とAI技術、GIS技術などから構成されます。
Lバンドマイクロ波の衛星データ(衛星合成開口レーダーのデータ)を用いて、上水道管上の表層近くの湿ったエリアをマッピングします。
サービスについて
衛星データを用いて市町村全域を対象に、漏水の可能性があるエリアを絞り込みます。
衛星データによる解析単位(10m×10m)で解析結果を提供します。
要望に応じた条件、表現方法で出力図を作成します。PDF、GISデータ、Webアプリ等で提供可能です。
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出力画面イメージ -
webアプリイメージ
導入効果
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生産人口が急減し、人手不足が課題となる中、衛星データやIoT等の新技術を活用した漏水調査を導入することで、より効率的な漏水調査体制の構築が可能です。
また、衛星データに加え、管路属性や修繕履歴等の追加データを組み合わせて解析することで、漏水調査の更なる精度向上を図ることが可能です。 -
適用条件・範囲
管網データ(GISデータ)をご提供頂く必要があります。(CADデータも対応可能)
過去の漏水工事履歴データ(緯度経度、日付等)をご提供頂く必要があります。(オプションで紙情報からのデジタル化に対応可能)
導入実績
福岡市水道局ほか22市町で導入、一部施行導入、実証実験を実施中
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福岡市水道局 | 市内全域(約34,343ヘクタール) | 令和6年度 |
嵐山町上下水道課 | 一部試行導入(約200ヘクタール) | 令和6年度 |
小川町上下水道課 | 一部試行導入(約200ヘクタール) | 令和6年度 |
ときがわ町上下水道課 | 一部試行導入(約200ヘクタール) | 令和6年度 |
導入自治体の声
【福岡市水道局】
漏水調査をより効率的に実施できるよう、人工衛星データを活用したマクロ調査や、IoTセンサを活用したミクロ調査を、従来の調査員による音聴調査に掛け合わせた、本市独自の新たな漏水調査スキームを構築し、市内全域で実装が完了しました。
各々の技術を連携させて実施することで、より効率的かつ効果的な漏水防止施策をめざします。
【須坂市水道局】
一部試行導入(夜間最小流量(AM0時~6時)が約40t以上の配水エリア約200ha)の結果、漏水量10t/hクラスの本管や給水管の大きな漏水を3箇所発見できたことに満足しています。 修理することでこのエリアの大きな漏水は対処できると考えます。
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