MTG-S1

国籍:ESA 欧州宇宙機関,EU 欧州連合  衛星種別:気象・地球観測衛星 打ち上げ年:2025

概要

別名
Meteosat Third Generation - Sounder 1
打ち上げ日
2025年9月(予定)
運用状態
計画
運用機関
ESA, EUMETSAT, EC
観測項目・目的
パートナー衛星であるMTG-I1と連携し、大気観測を行う。赤外線サウンダーにより精度の高い気象予測が可能になると期待されている。さらにSentinel-4が搭載されており、紫外線・可視光線・近赤外線 (UVN) を観測することで主にヨーロッパ上空の大気汚染を監視し、1時間ごとに測定値を配信する。
軌道
静止軌道
高度
35,786 km
周期
60 分
軌道傾斜角
0 度
観測範囲
北緯30度-65度・東経45度-西経30度
参考
https://www.esa.int/Applications/Observing_the_Earth/Meteorological_missions/meteosat_third_generation/Putting_the_S_in_the_first_Meteosat_Third_Generation_Sounder
https://sentinels.copernicus.eu/web/sentinel/missions/sentinel-4
https://www.eumetsat.int/meteosat-satellite-be-launched-spacex

搭載機器・機器タイプ

IRS (Infrared Sounder) / 赤外サウンダ

空間分解能
4 x 4 km
スペクトル範囲
MWIR: 4.44–6.25 µm
LWIR: 8.26–14.70 µm
スペクトル分解能
0.604 cm-1

Sentinel-4 (UVN (Ultra-Violet Near-infrared) Sounder / UV-NIRサウンダ)

空間分解能
8 x 8 km
スペクトル範囲
紫外線 (UV): 305 - 400 nm
可視光 (VIS): 400 - 500 nm
近赤外線 (NIR): 750 - 775 nm
スペクトル分解能
UV-VISチャネル: 0.5 nm
NIRチャネル: 0.12 nm
観測対象
NO2(二酸化窒素)、O3(オゾン)、SO2(二酸化硫黄)、HCHO(ホルムアルデヒド)、CHOCHO(グリオキサール)、エアロゾル

衛星主要諸元

打ち上げロケット
Falcon 9(予定)
重量
3800 kg
電力
2.0 kW
寸法
2.3 x 2.8 × 5.2 m
設計寿命
8.5 年
  • image credit: TAS